今注目!「トキ消費」に着目したファミリー体験型イベントが効果的なワケとは?
2023年5月8日に新型コロナウイルス感染症の感染症法の位置づけが5類感染症に移行し、早1か月が経とうとしています。これまでの数年間、新型コロナウイルス感染症によってさまざまな行動が制限されてきましたが、ようやく明るい兆しが見え始めたのではないでしょうか?イベントや催事に関しても、オンライン開催からオフライン開催へと切り替える企業が増えてきていますが、そんな中、ご担当者様の声でよく耳にするのが「どんなイベントをすればより多くの人を集客できるのか」「施設内の滞在時間を増やせるのか」といったお悩みです。特に、商業施設や住宅展示場などのご担当者様からは「ファミリー向けに集客イベントを行いたいが、何かよい企画はないか」との声が聞かれます。ファミリー向けのイベントにはさまざまなものがありますが、今回はそのなかでも体験型イベントについて取り上げ、その特徴や、ファミリー向けに体験型イベントを行うことの意義、体験型イベントの例をご紹介したいと思います。
■そもそも「体験型イベント」とは?
「体験型イベント」とは、その名の通り、参加者に「体験」を提供するイベントのことです。 突然ですが、最近「トキ消費」という言葉を耳にしたことはありませんか?「トキ消費」とは、「その日・その場所・その時間」でしか体験できないような消費行動のことを指します。
「モノ消費」(商品・サービスの機能に価値を感じて使うこと)や「コト消費」(商品・サービスによって得られる経験に価値を感じて買うこと)にとって代わる、最先端の購買行動がこの「トキ消費」です。「トキ消費」の例として、アーティストのライブや音楽フェス、ポップアップストアなどが挙げられます。体験型イベントは、まさにこの「トキ消費」を盛り込んだイベントであり、イベント実施日にしか体験できないことに価値を感じることでより多くの集客を見込めるのです。
■ファミリー向けに体験型イベントを行うことの意義とは?
では、ファミリー向けに行う体験型イベントには、どのような点でメリットがあるのでしょうか?
1点目は、子どもが積極的に参加してくれることです。見るだけ・聞くだけのイベントでは、子どもたちはすぐに飽きてしまうこともしばしば。参加・体験できるイベントであれば、退屈せずに楽しんでくれることが多いです。
2点目は、親が子の成長に気付けるきっかけを作れることです。家庭内ではあまり体験できないようなことをさせてあげることで、親は子どもの新しい一面を見ることができ、子どもと一緒になって楽しむことができます。
3点目は、比較的リピートしてもらいやすいことです。子どもたちは、体験イベントを通して、自分自身のできること・好きなことに気付けるので、「もう一度やりたい」「また行きたい」となることが多いです。親も、子どもがしたいことや好きなことであればまたさせてあげたいという気持ちになるので、結果的にリピートに繋がります。
■体験型イベントのアイデア例
ここからはファミリー向け体験型イベントをいくつかご紹介します。
〈工作イベント〉
子どもたち自身が自分で手を動かしながらモノづくりを行うイベントです。例としては、DIY工作、飛行機模型作り、バルーンアート体験イベントなどがあります。自分で一からモノづくりを体験できるので、知育の観点から親にも好まれるイベントだと言えます。
〈料理・お菓子づくりイベント〉
工作イベントと工程は似ていますが、大きな違いは作ったものを食べられるという点です。自分で作ったものを食べることに喜びや達成感を味わってもらう目的があります。家庭では子ども自身が進んでしない限り、子どもがキッチンに立つことは少ないと思いますが、この体験を通して料理の面白さ・楽しさを知ってもらうきっかけとすることもできるでしょう。
〈職業体験イベント〉
子ども向けの職業体験イベントは近年人気を集めているイベントです。マクドナルドでは、子ども向け仕事体験プログラム「マックアドベンチャー」を多くの店舗で実施しており、制服を着てハンバーガーやポテトづくりなどの実際の仕事を体験できるようになっています。職業体験を通して、仕事の楽しさはもちろん、学ぶことや働くことの意義を理解したり、自分の得意なことや苦手なことを見つけたりするなど、教育の観点からもメリットのあるイベントです。
■小さいお子様とそのご家族に向けた体験型集客イベント「おひめさまごっこプロジェクト®️」のご案内
弊社では、ファミリー向け“体験型集客イベント“「おひめさまごっこプロジェクト®️」をご提案しています。「おひめさまごっこプロジェクト®️」とは、特別なドレスルームを施設内に設置し、ご来場の子どもたちをおひめさま・王子さまに変身させるイベントです。着用後は、施設内を自由に歩き回れるので、滞在時間や回遊性を増やすことができます。イベント参加者にとっては、まさに、その日・その場所・その時間でしか味わえない「トキ消費」のイベントとなっています。また子どもたちは、「かわいいおひめさまになりたい」という願望を叶えられるだけでなく、ごっこ遊びの中にある多くの決断(どの衣装を着るか、どの役をするか、もっと可愛く見せるためにどう振舞うか)を親に認めてもらえるという経験をすることができます。「自分が選んだドレスを褒めてもらえた」「親がいなくても衣装に着替えることができた」「いろんな人に可愛いと言ってもらえた」、こういった経験は子どもの自己肯定感を高めることにも繋がります。
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TEXT BY コミュニケーションデザイン本部 K
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